2022年10月10日に再編集
ムーンプリンセス 勝てない!と感じたことはありませんか?
可愛いしオチゲー風で面白いスロットなので編集者も度々プレイしてますが、勝てる時のほうが少なく、他のゲームで勝った分まで全部吸い込まれることもよくあります。
なんとか攻略はないかとムンプリ(ムーンプリンセスの略)のことを深~く調べましたがいろんな問題点が・・・まずは基本スペックからご紹介していきます。
▶ゲームの基本スペックと特徴
まず基本スペックの【RTP】にご注目ください。
通常RTP(ペイアウト率)はひとつですがムーンプリンセスは複数あります。
なぜ複数あるのか、そのことについて説明していきます。
▶ムーンプリンセス5段階のRTP
RTPとは
RTPとはリターン・トゥ・プレイヤーの略で日本語では還元率、ペイアウト率のことです。
ほぼすべてのゲームにゲームソフト会社(ゲーミングプロバイダ)でそれぞれのRTPを設定しています。
RTPの率の計算は、長期間(どれくらい長期間かわかりませんがおそらく監査を1か月に1度受けるとしたら1か月間かな)プレイヤーが100ドル使ってプレイしたとして、その間に96ドル払い出しを受けた場合、RTP96%という算出方法です。
RTPが96%の場合、カジノの取り分がそのゲーム全体の4%分ということになります。つまり100ドルプレイヤーが使った場合96ドルを還元し4ドルをカジノが取るということになります。
ちなみにスロットの平均ペイアウト率はおおむね96%です。
RTPはゲームだけでなくカジノ全体にも大体のペイアウト率があり、これが高すぎても低すぎても監査に引っかかるのである程度の調節が必要になってきます。
そこで役に立つのが、RTP変更可能なゲームの登場です。
■ムーンプリンセスのRTP
ムンプリを含むPlay’n GOのゲームのほとんどは変更可能なRTPを用意していて、それをカジノ側の采配でRTPの変更が可能です。
ただし、最高級ライセンスMGA(マルタ共和国)を持つカジノは、RTPを92%以下にしてはいけないという制約がある上に、必ず各ゲームのRTPを公開する必要があります。
ですので、MGAライセンスのカジノではRTPの大きな変動をしない代わりに最初から92%以下にはならないようにRTPを設定しているところが多いようです。
ムーンプリンセスは、84.5%、87.5%、91.49%、94.51%、96.50%のRTPが用意されていて、MGAライセンスのカジノでは調べたところほとんどが94.51%にしていました。
最高のRTPの表示にはなっていませんでしたが、絶対に94.51%以下になることはありませんし、イベントなどの時には高いRTPが設定される可能性もあります。
その反面MGA以外のライセンスを持つカジノではRTPの下限がなく5段階のRTPを自由に変更が可能です。
日本向けカジノで最も多いカジノが持つライセンス、キュラソー政府の4ライセンス(Curacao eGaming、Curacao Gaming Control Board、Antillephone N.V. Curacao、Gaming Curacao)のカジノで調べたところ、一応最高RTP率の96.50%が表示されているところが多かったです。
ただしRTPの公開の義務はありませんので、例えば最も低いRTPの84.5%に変更しても96.50%の表示のままである可能性があります。
実際に、キュラソーライセンスのあるカジノでは、監査の際にRTPの表示と実際のゲームのRTPが違っていた事実があったようです。
96.50%のRTPだと信じてプレイしたら実は84.5%のムンプリだったとしたら・・・そりゃプレイすればするほど勝てないですよね。
▶ムーンプリンセスはMAX高ボラティリティで当たりにくい
ムーンプリンセスは、高ボラティリティで10段階中MAXの10です。
高ボラティリティとはどういうものかといいますと、
ハマって、ハマって、ハマって、ハマって、ハマって、ハマって・・・・当たりがなく、ある時ドッカーン!と放出
という感じですが必ず見返りがあるとも限らない、非常にギャンブル性の高い仕様のことです。
ムンプリのフリースピンステージは、シンボルを全消しした場合に到達するステージですが、シンボルが全て消えた時点で非常に達成感があり、さらにスピン回数MAXまで完走した場合は高額払い戻し必至となりますので、これがプレイヤーを虜にするムンプリの魅力なんだなと思います。
当たりにくいけど見返りが大きい可能性があるのが高ボラティリティスロットの良さですね。
▶結局どこのカジノが勝てる可能性があるのか
とはいうものの,ペイアウト率(RTP)が変更されるというのは、あくまでその可能性あるということです。
ベラジョンカジノのライセンスはCuracao eGamingですので、ペイアウト率(RTP)を5段階全てで変更が可能ですが、ムーンプリンセスのRTPは一番高い96.5%と表示はされていました。
それが信じられる確証はありませんが、公式サイトの説明のところで「勝ちやすいゲームはどれ?各ゲームのRTPに注目しよう!」とRTPに自信があるようです。
それに、日本向けに運営開始して10年以上たち、No.1日本カジノと自賛するくらいです。
RTPが変更可能なカジノだということを、頭のどこかに置きつつ高いRTPで提供しているムンプリをプレイするのもいいかもしれません。
ムーンプリンセスのRTP(わかっているカジノ)
◆RTP96.5% キュラソー系ライセンスのカジノ(全てのRTP変更可能)
◆RTP94.51% MGAライセンスカジノ(RTP92%以下に変更不可)
どこを信頼するか
上記ではベラジョンカジノを信じてプレイしては?と提案しましたが、各カジノはライセンスに準じて運営しています。
ライセンスでRTPの変更が可能となっていれば、状況により変更するのは当たり前ですし、カジノ側でRTPが変更できることを知っているプレイヤーは少ないと思いますので、クレームにならないと考えている可能性があります。
それならば信頼度が高く、低いRTPで設定できないMGAライセンスのカジノでプレイするのが得策ではないかと思います。